(党首声明)広島・長崎の原爆の日にあたって

2024年8月6日
みんなでつくる党
代表・党首 大津綾香

(党首声明)
広島・長崎の原爆の日にあたって

 8月6日に広島に、8月9日に長崎に原爆が投下されてから79年が経過しようとしています。犠牲となられた全ての方々に哀悼の誠を捧げ、心よりご冥福をお祈りします。また、ご遺族や未だ健康被害に苦しんでおられる皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。

 核兵器は一瞬にして数十万人の命を奪い、建物や土地の全てを破壊する人類にとってあってはならない忌むべき兵器です。いかなる理由があろうとも、これを保持することはもちろん、開発したり、保持を認めることに断固反対します。

 我が国においても緊迫する世界情勢を背景として、原爆の保持や開発、核シェアリングが口にされることがあります。しかし、我が国は世界で最初の、そして世界で唯一の原爆の被害国であることを世界に率先して訴え、核爆弾の無い世界を構築するために率先して主張、行動すべきと考えます。

 核爆弾を開発する技術も意思も持たない我が国ですが、非核三原則の堅持、NPT(核拡散防止条約)や CTBT(包括的核実験禁止条約)の維持推進、核爆弾保有国への核軍縮の働きかけ、東アジアの非核化など、できること、やるべきことは多々あります。
 弛まない努力によって核爆弾のない世界が実現できるよう、国政政党として訴えを続けていきたいと思います。

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